- 2007-03-14 (水)
- books
このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?
ポー ブロンソン Po Bronson 楡井 浩一 
On Off and Beyond: Silicon Valleyで話題の本
一体全体どうしたら人生を有意義に生きられるのだろう、と模索する900人を2年間かけてインタビューして書かれたもの。Silicon Valley周辺の人も登場するが、全然関係ない人もでてくる。全部読み通した感想を一言で言うと「キャリア構築の自由度が高い社会というのは、自由であるがゆえに苦しいこともいっぱいある」ということ。日本のように束縛が大きい社会だと、いろいろと責任を転嫁できる先もあるが、何事も自分で選択したとなると、全ては自分の責任。
とにかくいろいろな人がでてくる。離婚した妻が引き取った子供と過ごす時間を大切にするために、弁護士を辞めてトラックの運転手になった人。
最もアメリカらしいと思ったのは、自由であるが故の苦しさが何度も現われること。
k-tanakaの映画的箱庭: このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?
さてこの本、邦題から予想される内容とは裏腹に、もうつまんない仕事で日々イヤんなってるよーって人たちの話ではなく、つまんない仕事から抜け出してサクセスしたぜ!って自慢話でもなく、さっさとつまんない仕事やめるにはこうしたらいいよっていう指南書でもない。そういう本だったら私は読まなかっただろう。
この本の原題は「僕の人生をどうするべきか?」といったような意味だと思うが、職と人生をめぐる問題を一生懸命考えたり行動したりしてきた人たちがの打ちあけ話集というのが、あるいは近いかもしれない。
この本、結構古い本だけれどもなかなか面白そう。
amazonでも、多くのブログのでも原題と邦題がずれている、
という指摘がされている。(原題はWhat should I do with my life)
BOOK OFFとかでも結構見たことある気がする。
「このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?」
僕もなんとなく、このタイトルのせいで読まず嫌いをしていたような気がする。
また見つけたら読んでみようっと。