- 2007-08-03 (金)
- travel
1泊2日で八ヶ岳(南八ヶ岳のほう)に登ってきた。
今年もどこか山に登りたいなーと思っていて、
で、選んだのが八ヶ岳。でも実際は名前しか知らなくて、
ちゃんと調べたのは前日から。
とりあえず毎日新聞旅行でバスが直通でふもとの場所まで
出ていることを知り、深夜22:30に出発。
夜2:30に到着。その近くの山小屋に仮眠休憩ができることになっていて、
布団を借りて、とりあえず朝まで眠る。
6:00くらいに起床。そこから歩く。
コースは美濃戸口→行者小屋→阿弥陀山→中岳→赤岳(ここで1泊)→
横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口というルートを通った。

高山植物のシーズンはぎりぎり終わっていたけど、まだところどころ咲いていた。

ご飯はとても山小屋とは思えないほど豪華だった。(杏仁豆腐付き!!)
バイキングで食べ放題。これは夜のご飯だけれど、朝も山菜を中心として
体に優しいながらもボリューム満点のパーフェクトな料理だった。
ちなみに赤岳天望荘のほう。


サンセット。昼間晴れすぎていたせいか、雲が若干あったけどそれでもキレイだった。
太陽が沈んで、もう終わりかー、と思わせてそこからすーっと最後に世界を赤く染める
瞬間はいつもこの上なく好きだ。本当のサンセットは太陽が沈んでからだと思う。

朝、御来光。雲が多く、風が強かった。少しして雲の中で小雨が降ったりもした。
総括して、2日目の山頂部は風が強かった。(台風の影響??)
南八ヶ岳は、主峰の赤岳をはじめ、横岳・硫黄岳・阿弥陀岳の鋭い峰々や、横岳西面の大同心・小同心に代表される岩峰群などがあり、急峻な地形となっている。このため、日本有数のロック・クライミングの岩場があることとして知られ、また冬場は氷瀑のアイス・クライミングでも知られる岩稜が中心となっている。
八ヶ岳 - Wikipedia
あと、思った以上に急ながけ場(本当に急なところからすれば全然安全この上ないのだろうけど)
もあった。小学生や中学生も親に連れられてか分からないけど、登っていたが、あんなに突風が吹いて、
かつ急ながけ場は自分が子供の頃だったら怖いだろうな、と思ったけど、案外気にせずみんなひょうひょうと登っていた。でも阿弥陀山とか、登山好きぽいおじさんと写真撮ったりして、その人も「さて、下りはちょっと怖えーなー」とか言ってて、俺だけじゃねーな、と思ってちょっと安心したりした。
「あーリフレッシュできたー」と思って下山したのだけれど、
最後自分の無知のせいで間抜けこの上ないことをしてしまった。
まー自分がおっちょこちょいなのはいつものことだからいいのだけれど、
それでも自分の姿を思うと恥ずかしくてたまらなくて笑ってしまう。
「アブ」を知らなかったのだ。僕はそれをハチと思ったのだ。
「アブ」という名前はもちろん知っていたけど見たことがなかった。
下山してから山小屋まで2,3kmの砂利道を下るのだけど、
そこで、ハチ(アブなのだけれどハチということで)がやってきた。
顔にぶつかったりしてきて、タオルで払ったりしていた。ところが妙に大量のハチが
寄ってくる。昔、クマンバチか何かに刺されて病院に行ったこともあるので、
ハチに刺される痛さは今でも覚えていて、とにかくイヤだから走ってみた。
ちらっと後ろを見ると10匹くらいのハチがブンブンハエのようなイヤな音を耳元で
立てながら僕を追っている。で、耳にハチがついた感触があり、ぬぐうと血が手についた。
この時、僕の脳裏にはハチに刺されて病院に行くイメージがはっきりと想起できた。
その時から結構なスピードで走る。裏道というか、帰りはあまり人のない道で
人にも出くわさない。すでに2日通して10時間超歩いていて、足は正直疲れているのだけれど
とにかく走らなきゃ死ぬ(と思った)。すぐ息が切れた。けれど走った。
息が切れた。ハァッハァッーと切れていても、走りながら息が少し整うというか
そういう風に走ったのはいつ以来だったろう。そこで2人のおじさん達とすれちがう。
俺:「刺されたーーーっ!!」
おじさん:「刺された??」
俺:「ハチッ、ハチにやられたーーー!!!」
とたくさんのアブを従いながら血相を変えて
やってくる若者を見ておじさんは何を思っただろう。
とりあえず漫画のようにおじさんに抱きついて、「やめろっ!こっち来るな」
というシチュエーションを作るのはさすがに大人なのでさせるわけにはいかないと
いう判断を瞬時にしてとりあえず走る。
タオルを2秒に一回の定期的に振り回しながら走る俺。
いやー走った。「ラン ローラ ラン」とか(見てないけど)比較にならないほど走った。
しかも距離が長い。足は死んでる。顔や手にがしがし当たってくる。
もうだめだ・・・というところで山小屋登場。
とりあえずリュックを投げ捨て、中に入り助けを求める。
俺:「ハチッ、ハチにやられました!!!」
スタッフのお兄さん(低いテンションで):「ハチ??ですか・・?アブじゃないですか?」
スタッフのお兄さん:「とりあえず虫刺されスプレー塗りますね」
俺:「アブ・・・???」
山小屋のおばさん登場:「アブは刺されても何もないですよ!」
山小屋のおばさん:「そんなに汗かいてたらアブは寄ってきますよ(冷静に)」
とりあえずジュースとなぜか漬物をサービスで出してくれてそれを食べる。
あれはアブか、と理解できるまで若干の時間がかかりました。
アブでけーなー。あれほとんどハチだよ。
wikipediaでアブを見てみると、
狭義には、双翅目(ハエ目)アブ科に属する昆虫を指す。ウシアブやイヨシロオビアブ(地方名:オロロ、ウルリ)など吸血性の害虫として知られるものが多い。
これと同様の現象がハエ(環縫短角群)であるハナアブ科にも見られ、その多くがミツバチ他のハナバチ類に擬態すると同時に、一部の種群はヒメバチに似た細身となっている。ハエでありながら「ハナアブ」という名が付いたのは、このようなハチに似た(あるいは広義のアブに似たとも言えるが)外見からである。
ハエ科!!ハエとハチの間だよ。あれは。
人によっては刺されたら痛かったりかゆかったりもするみたい。
帰りはバス亭まで少し歩かないといけなくて、
キャンプをするための大学生や高校生がたくさん歩いてましたが、
誰もアブをびびってませんでした。
僕も冷静になって顔にぶつかってくるアブ達をタオルではたいたりしながら
歩きました。少し成長しました。
八ヶ岳はよかったけど、最後のアブでそこまでの思い出が全て飛んだような
そんな山になりました。
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Comment:2
- kasumi 2007-08-06 (月) 19:56
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あぶに追いかけられてる情景が目に浮かびました〜。
いやはやお疲れ様です。
黒っぽい服着てました?虫が熊や猪だと思って寄ってきちゃいますから気を付けてください。
写真見ているだけで登った気になってしまいました。
もう登山は無理な私としては、また美しい風景を楽しみにしています!
- banyan 2007-08-07 (火) 00:43
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黒は着てなかったんですけどね〜、
走れば走るほど・・・、という感じでしたねー(^^;
いやはや、本当に無知は恐ろしいなと思いました。
こんな奴が前から走ってきたら、僕だったら可笑しくてしょうがないですよー。
またどっか行ったら撮ってきますね!






